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社会寸評(3/27~3/29)

3月29日(火)曇り
350兆円の財政投融資への資金流入カットと27万人の公務員削減が本丸の郵政民営化が自民党との調整で難航。党側は過疎地でのサービス低下など枝葉末節的な理由を盾に本丸防衛に躍起。官僚支配からの脱却を掲げる民主党も反対の姿勢。彼らの本意が聞きたい。

3月28日(月)雨
食品安全委員会が20ヶ月以下の牛は検査しない事を決定。河豚と同じで危険部位を完全に除去すれば安全との主張が通る。全頭を検査し安全な牛しか市場に出さないとの農水相の言葉に一時酔いしれたが元々全頭検査は科学的意味が薄いと外国から批判されていた。

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全頭検査をしないで大丈夫なの?(2005.03.29.)

 食品安全委員会が20ヶ月齢以下の牛はBSEの検査をしない事に決定した。例えBSEに感染している牛でも、若い牛では異常プリオンが脳まで到達していないために検査に掛かりにくいと言うのが主な理由。元々全頭検査は、日本で初めてBSEの牛が見つかった際に、国民の不安を取り除いて牛肉の消費の減衰を食い止めたかった族議員に押されて、編み出した苦肉の策だ。「全ての牛を検査して安全な牛しか市場に出さない」と述べた当時の農水相が放った言葉に国民は一時酔いしれた。しかし、極微小な切片を切り取って調べるだけで全体を判断するのには限界があり、外国からも全頭検査は科学的意味が薄いと批判されていた。「河豚は卵巣など危険な部位を全て取り除いて皆が食べている。河豚に対して全匹検査をしろとは誰も言わない。BSEも同じで、脊髄などの危険部位を完全に除去すれば安全なのだ」との唐木英明東大名誉教授の言葉が全てを物語っている。唯一残念なのは結論に至るまでに余りにも時間を掛け過ぎた事だ。しかも結果を発表する時期も悪かった。ライス米国務長官が来日し、米国の牛肉輸入再開を迫った後だっただけに、外圧に屈したと見られても仕方がない。その誤解を解くためにも、米国に対して完全な安全の証明を強く要求すべきだ。「危険部位の除去も真面目にはやっていない」との一部の農民の証言も耳にするのだから。

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社会寸評(3/24~3/26)

3月27日(日)晴れ
 米国で15年間植物状態の女性の延命か尊厳死かで大論争。延命治療中止を主張する夫に妻の両親が反対。米国では本人の意思が不明の場合は家族の意思で尊厳死が選べるが今回は家族とは夫か両親かで解釈が分かれる。しかも大票田の宗教右派が絡み政治の問題に。

3月26日(土)晴れ
貴様をアナタサマと読めば敬いの丁寧語になるのに部長にキサマと言って睨まれたとぼやく外国人。キサマは特に軍隊で上官が兵隊を殴る時に使ってから敬語として通用しなくなった。口語体として一度壊れた使い方をすると元に戻らない。日本語の敬語は難しい。

3月25日(金)晴れ
情報衛星調達に4独立行政法人が介在し50億円が管理費に消えた。官庁は企画に専念し実施を独法に任せる動きが。お手盛りを避ける意味で望ましいが天下りの温床にもなっている。実施部門は民間の出向社員が担当し常勤役員の約半数を所管官庁のOBが占める。

3月24日(木)曇り
ニッポン放送がSBIにフジテレビ株を貸し出す。これでライブドアがニッポン放送の実権を握ってもフジグループには及ばない。だがソフトバンクもかつてテレビ朝日の買収を仕掛けた。同じ穴の狢では?当面は経営に手を出さないとの北尾社長の弁を信じよう。

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社会寸評(3/20~3/23)

3月23日(水)雨
 東京高裁もライブドアの主張を支持。堀江社長全面勝利と周囲は囃すが当人は沈痛な表情。現役員の続投や視聴者や社員の重視等甘い言葉を羅列するが衣の下に鎧。横っ面を叩いた後で握手は無理。ここはスト等徹底抗戦を貫いて欲しい。経営の社会性を教える好機。

3月22日(火)雨
 新幹線で列車が最高速度を超えて走るトラブル。ATSが作動して運転手が気付く。車輪の空回り検出装置にプログラムミス、補助装置なので取り外す、と言う。補助装置なのに何故現実の速度が上がったのか。運転手は速度調節が出来ないのか。これで本当に安全?

3月21日(月)晴れ
 堀江社長は対談で金があれば何でも出来る、皆さんは金を馬鹿にしている、と言う。確かに金は足りない時には天の助けとなるが有り余る時は魔力になる。今回の買収に多くが違和感を抱くのは買収の目的が不明確だからだ。会社は単なる金儲けの道具では無い筈。

3月20日(日)曇り
 福岡県沖を震源とする震度6弱の地震。直下型で無かったので比較的被害は小さい。しかも横方向の断層のため津波の高さも低い。福岡は1700年代以降大きな地震が無く空白地域だった。プレート界面や活断層地帯で無くても地震は起こる。改めて地震大国を実感。

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